妙高高原 問/妙高高原観光協会 0255-86-3911
ミヤマキンポウゲ

ミズバショウの群生 (妙高高原いもり池 4月下旬〜5月上旬)   

妙高山をバックにいもり池に群生するミズバショウ。ミズバショウは湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。


ウラジロヨウラク
レンゲツツジ (妙高高原 6月上旬〜中旬)

高さ1〜2mの落葉低木、4〜6月に葉が出たのち葉が開くのと前後して直径5cmほどのロート状の花をつける。



妙高笹ヶ峰 問/妙高高原観光協会 0255-86-3911

ワタスゲ
ミズバショウの群生 (妙高笹ヶ峰夢見平 5月下旬〜6月上旬)

標高1300メートルの妙高高原笹ヶ峰夢見平は、手付かずの自然が残る花の園。 取り付きは笹ヶ峰ダム乙見湖(駐車場有)。ブナの原生林の中に、 パノラマ展望コース約9km、夢見平周廻コース約5kmの遊歩道が整備され、 大自然の中を気軽にウォーキングが楽しめます。(写真は妙高山の外輪山三田原山とミズバショウの群生。)

イワカガミ
カタクリ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。葉には帯紫色の模様がある。夢見平の遊歩道に群生。

タテヤマリンドウ
ニリンソウ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。3-6月に、白い萼片を持つ花をつける。夢見平に群生。

ユキワリソウ
ショウジョウバカマ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

葉は広い線形でなめらか、根本から多数出てロゼット状に平らに広がる。花茎はその中から出て高さは10〜20cm、先端に横向きに花が付く。

ミヤマアズマギク
キクザキイチゲ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10〜30cm。花期は3〜5月で、白色〜紫色の花を一輪つける。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。

チングルマ
リュウキンカ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

葉身は心円形から腎円形で、長さ、幅とも3-10cmになり、縁には低い鈍鋸歯を持つ。茎は直立し、花茎の高さは15-50cmになる。ミズバショウと同時期、夢見平に群生。

クルマユリ
エンレイソウ (妙高笹ヶ峰夢見平 5月中旬〜6月上旬)

太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm。




火打山 問/妙高高原観光協会 0255-86-3911

ヨツバシオガマ
火打山とハクサンコザクラの群生 (7月上旬〜下旬)

上信国境(新潟県と長野県の県境)頸城アルプスの最高峰・火打山は、登山口である妙高高原などからはその姿を見ることが出来ない、神秘的なイメージを抱かせる美しい山だ。名だたる豪雪地帯の豊富な残雪が作る湿原には、ハクサンコザクラの群生をはじめ、様々な高山植物が訪れる人の目を楽しませてくれる。

ヨツバシオガマ
ハクザンコザクラ (7月上旬〜下旬)

雪渓周辺や湿地帯などの湿った場所に群生する。 高さは15cmほど。葉は3〜8cmで9〜25個の鋸歯縁。火打山では天狗の庭や高谷池などに群生している。
タカネマツムシソウ
キヌガサソウ (6月下旬〜7月中旬)

大きな葉を車輪状に広げた草で、一面に群れることが多い。名前の由来は傘状に広がる葉を、昔貴婦人が用いた衣笠にたとえたものとされている。
ヨツバシオガマ
サンカヨウ (6月中旬〜7月中旬)

高さは30〜70cm。花期は5〜7月。茎の先に直径2cmほどの白色の花を数個つける。大小2枚つく葉はフキのような形をしており、花は小さい葉につき、葉の上に乗っているように見える。
ヨツバシオガマ
イワカガミ (6月下旬〜7月下旬)

常緑の葉は丸く、光沢がある。花期は春から夏。花は淡紅色で、花弁は5つに分かれ、その先端はさらに細かく裂けている。花茎は10〜15cmで、5〜10輪の花を横向きにつける。
ヨツバシオガマ
エンレイソウ (7月上旬〜下旬)

太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm。
ヨツバシオガマ
オオバミゾホウズキ (7月上旬〜下旬)

長卵形の葉は無柄で、縁に目立つ鋸歯がある。葉の付け根から花柄を出して、ラッパ状の花を1個つける。
ヨツバシオガマ
ゴゼンタチバナ (7月上旬〜下旬)

高さ5-15cm。葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものである。
ヨツバシオガマ
アオノツガザクラ (7月中旬〜8月中旬)

茎は地を這い、よく分枝する。茎の上部が斜上し、高さは10-30cmになる。葉は密に互生し、線形で、長さ8-14mm、幅1.5mmになり、縁には微小な鋸歯がある。
ヨツバシオガマ
ミヤマツボスミレ (7月〜8月)

湿原や林縁の草地にも生える。花は淡紫色を帯び、距は長さ2-3o。地上茎は匍匐し途中から発根する。
ヨツバシオガマ
ベニバナイチゴ (7月〜8月)

茎は高さ1-1.5mになり、全体に刺がない。葉は軟毛がある柄をもって茎に互生する。葉は3枚の小葉からなる複葉であるが、茎の下部の葉は単葉で3裂する場合がある。
ヨツバシオガマ
ウサギギク (7月〜8月)

草原地帯に生育する。茎は単一で直立しており、高さは20-30cm。葉は対生でへら形。花期は7-8月で、黄色い花を一輪つける。
ヨツバシオガマ
チングルマ (7月〜8月)

高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生える。高さは10cm程度。枝は地面を這い、群落を作る。葉は羽状複葉。花期は6から8月。
ヨツバシオガマ
ツマトリソウ (7月〜8月)

茎の高さは10-15cm。葉は茎に互生し、茎の上部に輪生状につく。葉の形は広被針形で、先が尖り、葉身は長さ2-7cm、幅1-2.5cmになる。
ヨツバシオガマ
ハクサンチドリ (7月〜8月)

高さは10〜40cm。花期は6〜8月で、茎の先端に総状花序の赤紫色の花を多数つける。まれに白花の個体もある。花冠は唇形であり、先端が3裂している。
ヨツバシオガマ
イワイチョウ (7月〜8月)

花茎の高さは20cmから40cm。葉は根生し、厚い腎臓形で葉柄があり、縁は鋸歯状になる。秋になると黄葉する。
ヨツバシオガマ
ワタスゲ (7月〜8月)

高さ30〜50cm。花期は5月〜6月。白い綿毛を付ける果期は6月〜8月。花が終わると直径2〜3cmの名前の由来ともなっている白い綿毛を付ける。この綿毛は種子の集まりである。
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ (7月〜8月)

シオガマギクの仲間では最もよく見られる種である。同属のミヤマシオガマなどが岩場などに生えるのに対し、ヨツバシオガマは湿地帯に生える。
ヨツバシオガマ
ベニバナイチヤクソウ (7月〜8月)

「一薬草」の名は、一番よく効く薬草の意味。深山から亜高山帯の林のなかに生える多年草。群生するので初夏の高原では目立つ存在である。
ヨツバシオガマ
ミヤマキンポウゲ (7月〜8月)

亜高山帯〜高山帯の湿り気のある場所に生え、雪渓周辺に大群落をつくることが多い。
ヨツバシオガマ
ミズバショウ (7月〜8月)

湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。
ヨツバシオガマ
クルマユリ (7月〜8月)

高山帯から亜高山帯の草原に分布している。 高さ30〜80cm。花の大きさは5〜6cm、オレンジ色、花期は7〜8月。
ヨツバシオガマ
シロバナニガナ (7月〜8月)

砂礫・岩礫地に生育する。茎は細く、高さは10〜20cm。花期は7〜8月で、枝先に黄色い花を数輪つける。花弁は9〜10枚。
ハクサンシャジン

ハクサンフウロ (7月〜8月)

高山の雪渓周辺の草地に生える。高さは50cm程度。花期は7〜8月。花色は紅紫色。花弁は5枚。
ヨツバシオガマ
ミヤマウツボグサ (7月〜8月)

亜高山帯の草地などに生え、茎の高さは10〜30センチ。名の由来は、花後に枯れる枯れ穂の様子が、弓矢を入れる空穂(うつぼ)に似ていることからついたという。
ハクサンシャジン

ゴゼンタチバナの実 (9月〜10月)

緑の葉と赤い実のコントラストが美しいゴゼンタチバナの実。富士見平付近の登山道脇でよく見かける。
ハクサンシャジン

オヤマリンドウ (9月〜10月)

亜高山帯の湿地や草地に生える多年生植物。高谷池ヒュッテ周辺の登山道脇によく咲いている。

 


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