長和町の古町(旧長窪古町)に所在する豊受社の例祭。その起源は江戸時代末の、文政十一年(1828)の文書が、現在のところ最も古い記録として残されているが、お祭はこれ以前よりかなり古くから行われてきたと考えられている。豊受社では伊勢神宮にならって、20年ごとに遷座祭が行われ、例祭は毎年1月14日の夕方から15日の昼頃まで行われます。古くより、お祭りを盛んにするために山車が奉納されるようになり、山車(だし)は、素朴な農民美術を伝承する貴重な伝統文化として、昭和38年に長野県無形文化財選択に選ばれ、現在は区単位の5場所の保存会によって奉納されています。
※奉納される山車は、毎年作品が異なります。
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